13日の金曜日恒例行事『13日の金曜日』を鑑賞しました。
今回は第9作目、副題は『ジェイソンの命日』です。
もう9作かぁ…自分もよく見続けるもんです。
では以下に感想です。
毎度のことながら古い映画なのでネタバレ考慮はしません。
DVDのパッケージで「今までで一番残忍なジェイソン」みたいなことが書かれていて、
けっこうドキドキしながら観ました。
うん、面白かったです。なぜかテンションがあがりました。
面白かったことは間違いないんですけど、これジェイソンなのかなぁ…?
他シリーズとかなり雰囲気が違って、外伝みたいとは聞いていましたが、想像以上でした。
ホラーとスプラッタとファンタジーとヒューマンドラマが混ざり合ったみたいな。
開始5分でジェイソンが粉々に爆破されたのにまず驚きました。
不死身の殺人鬼の生命力に目を付けた研究機関が、
シャワーを浴びるお姉ちゃんでジェイソンを釣って爆殺、らしいです。
でもジェイソンは心臓だけになっても生きていて、その心臓が色んな人間に入り込んで、
憑依したジェイソンが殺戮を繰り返します。
って、それもうエイリアンの類じゃないかな~?
しかもジェイソンが人から人へ乗り移る方法が口移しで、
おっさんと青年のキスシーンとか、不意打ち過ぎてお茶を噴きかけました。
殺人鬼がホッケーマスク姿の大男じゃないだけで、かなりジェイソン色が薄まってます。
ちゃんとラストでジェイソンになるけども。
その復活したジェイソンの倒し方、死んでいく様がまた…ファンタジーでした。
パート7のラストに負けないポカーンっぷり。
とにかく最初っから最後まで、驚きと突っ込みどころと爆笑の連続でした。
ジェイソンを狙う賞金稼ぎとか、ショットガンをぶっ放すウェイトレスさんとか
ジェイソンシリーズとは思えない濃い登場人物が多かったです。
グロシーンはありますけども、画面が暗くてよくわからないので
あんまり怖くなかったのもありがたかった。
DVD特典の日本人監督さんたちによるオーディオコメンタリーも、めちゃくちゃ面白いです。
私も思ったことのある疑問や、突っ込みどころを的確に語ってくれています。
とりあえず今年の13日の金曜日は今日だけだったので、次作は来年になります。
ついに10作目、最後の『13日の金曜日』です。
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